2月13日（木）13：30～16:30、中部事務機株式会社（本社）にて、
最新のセキュリティ対策をテーマにしたセミナーを開催しました！

当日は、23社・28名のお客様にご来場いただき、
急速に進化するサイバー攻撃に対し、中小企業が今すぐに取り組むべき対策について、
専門家による講演や、セキュリティ対策に関する製品の展示会を開催し、
セキュリティの重要性を再認識しました。

本記事では、セミナーの様子をご紹介します！

最新の脅威動向と対策の必要性に関するセミナーをご紹介！

近年、サイバー攻撃は非常に高度化しており、ゼロデイ攻撃やフィッシング詐欺、ランサムウェア等による被害が拡大しています。

セミナーでは、株式会社宝情報　樋上 智洋様を講師としてお迎えし、
新しいセキュリティ対策の考え方をご紹介いただきました。

今回のセミナーのポイントは、
「マルウェアの侵入を完全には防げない」ことを前提とする、という点！

未知のマルウェア（定義ファイルにない新種のウィルス）、ファイルレス攻撃（マルウェアを使わず、OSの正規ツールを悪用）、標的型攻撃（特定の企業・個人を狙い・慎重に計画される）など・・・
これらは、従来のウイルス対策ソフトやUTMだけでは「感染を完全に防ぐ」のは難しくなっているのが現状です。
そこで大切なのは、「マルウェアの侵入を完全には防げない」ことを前提とすること。
つまり、「感染した後、どうすぐに検知し、被害を最小限に抑えるか」という対策です！

そこで、今企業が取り組むべきセキュリティ対策としてご紹介したのが、
「EDR（Endpoint Detection and Response）/エンドポイント検知・対応」の導入・強化です。

EDRの主な機能は以下の通りです：

1. リアルタイム監視：PCやサーバー内のすべての動きを記録
2. 異常な挙動を検知：通常と異なる動きがあればアラートを出す
3. 迅速な対応：感染が確認されたら、端末をネットワークから隔離、攻撃経路を特定

例えば、

• 「社内のパソコンが急に不審なサーバーと通信している」
• 「通常の業務ではありえない動きでファイルが暗号化されている（ランサムウェア）」

といった動きを検知し、即座にアラートを出して被害を食い止めるのがEDRの役割です。

現代のサイバー攻撃では、「完全に防ぐ」ことはほぼ不可能です。
そのため、「異常な挙動に気づき、速やかに対応する」ためのEDRが重要になっています。
セミナーでは、具体的なEDRの動きをご紹介いただきました！

中小企業が今すぐ実践できるセキュリティ対策を紹介。
最後には、実際の製品が見られる展示会＆相談会を実施！

次に、デジタルアーツ株式会社様・エレコム株式会社様による、今すぐ取り組めるセキュリティ対策についてお話をいただきました。中小企業は大企業と比べてITリソースが限られているため、効率的かつ効果的なセキュリティ対策が求められます。
企業がすぐに実施できる具体的な対策方法をご紹介いただきました。
セミナーの最後には、展示・相談ブースにて、各社のセキュリティ製品やソリューションを実際にご覧いただきながら、担当者に相談し、企業ごとのセキュリティ課題に応じたアドバイスが提供されました。

参加企業様の声

イベント終了後、参加者からは以下のような声が寄せられました。

• 「最新のサイバーセキュリティの脅威や攻撃手法を知ることができ、大変参考になった。」
• 「EDRがなぜ必要なのかが理解できた。今後の導入を検討したい」
• 「経営リスクとしてのセキュリティ対策を真剣に考える必要があると感じた。」
• 「メールのパスワード管理や、アカウントの適切な運用についての説明が役に立った。」
• 「データセンターの安全性を見直すきっかけになった。今後、自社のセキュリティを強化していきたい。」
• 「サイバー攻撃の実例とその対策が分かりやすく、実践しやすい内容だった。」

特に、「具体的な防御策」や「セキュリティの実被害事例」に関心を持った企業様が多く、
今後どんな対策をすべきかを学ぶ貴重な機会となったようです。

まとめ：これからのセキュリティ対策に向けて

近年、サイバー攻撃の手口が日々進化し、未知の脅威やゼロデイ攻撃が企業のセキュリティを狙っています。このような状況で、従来のウイルス対策だけでは企業の情報資産を守り切ることが難しくなって
います。

しかし、これまでの「防ぐ」対策に加え、「感染後の迅速な対応」も重視することで、
より実効性の高いセキュリティ対策を実現できます。
企業のIT環境や予算に応じた適切な対策を講じることが、
サイバー攻撃の被害を最小限に抑えるカギとなるでしょう。

中部事務機では、企業様が安心して事業を継続できるよう、
最新のセキュリティ対策のご提案や、情報提供を行っています。

ぜひ、中部事務機株式会社の公式サイトからお問い合わせください！→ https://www.cbm.co.jp/

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